はじめに |
最近では、毎日のように小学校・中学校または高等学校で起きている「いじめ」と「いじめによる自殺」の問題がニュースに取り上げられない日がありません。そこで、その主役である児童・生徒の生活環境として、その背後にある学校をはじめとする地域社会、家庭や家族の役割りについては、いま一度考え直さねばならない局面に立たされています。特に家族、夫婦、親子の絆、そしてその家族の重要性・大切さについて見直す時期にきています。
私も数年前、大学附属のカウンセリング研究所でカウンセリング心理学や臨床心理学・家族臨床心理学を研究する傍ら、茨城県教育委員会や千葉県教育委員会の出先機関である地方教育センターで児童・生徒及び父兄を対象とした教育相談をしておりました。その相談内容の多くは、いじめをきっかけとした不登校・ひきこもりや家庭内暴力、女子生徒に数多く見られた過食と拒食を繰り返す摂食障害と自殺企図やリストカット(自殺未遂)等でした。
それらの問題やこころの悩みに対しては、児童・生徒、時には父兄を対象にカウンセリングや心理療法を行い、必要に応じては各医療機関(精神科・心療内科)とも連携(コンサルテーション)をして、回復や治療に専念しておりました。
しかし、これらの児童・生徒の様々な問題の背後には、必ずと言っていいほどに母子関係(父子関係)をはじめとした親子関係や夫婦関係、時としては、嫁姑関係等の家庭環境が子どもに、如何に大きく影響を及ぼしていることが、認識させられました。
また、これらの問題を分析して見ると、何世代にもわたり、その家系が抱えている問題(障害)であったり、親のかつての親子関係であったり、親も大人も子供時代の寂しさや悲しみを背負っていることが、多いことも事実でした。
結論として子供の問題の多くは、寂しさ、愛情不足、甘えることを知らない、また甘えられなかったことが大きな原因と考えられます。
そこで、子どもをベースに家族(親子・夫婦)の問題を研究するため、平成15年度より東京高等裁判所管内家庭裁判所に於いて専門調停委員(精神分析)として、主として夫婦間暴力(ドメスティックバイオレンス)、児童虐待(ネグレクトを含む)、精神疾患(うつ病・統合失調症・不安神経症・パニック障害・境界例・境界性人格障害)を原因とする離婚、母親のアルコール依存症やアルコール中毒症(他にギャンブル依存症)による家庭の破綻、子連れ再婚による新たな親子関係の問題等の数多くの家族の問題や事件に関わり、解決の方向に導いて来ました。また、新たに学ぶことが多かったことも事実でした。
各県教育委員会・家庭裁判所等における数多くの家族臨床の経験を活かして夫婦、親子、兄弟等の家族問題をベースに小学生・中学生・高校生に多い思春期・青年期のこころの悩みやメンタルヘルス(神経症・精神病の予防)をはじめとして、あらゆる角度(倫理・道徳的視点)からも児童・生徒および父兄、広くは各家庭・地域社会のサポートが出来ればと考えております。
先ずは、お一人で悩まずに、どのようなことでもご相談下さい。
クライアントの方の希望に応じて、電話によるカウンセリング、面談によるカウンセリング、訪問によるカウンセリング(可能な限り全国に出張いたします。)を行い、今まで抱え込んでこられた悩み、苦しみについて、問題を解決するため、じっくりとお話を聴かせて頂きます。
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| 日本家族心理学会 家族心理士 高橋宏幸 |
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